ハルキのトラウマ
レッドキング戦でトラウマを負ってしまったハルキは、怪獣を倒す事が出来なくなってしまいました。
冒頭からグルジオライデンとの戦闘シーンだったためトラウマは吹っ切れたものと思っていましたが、逆に最悪の精神状態になっていましたね。
セブンガーでの出撃が不可能だったり、ウルトラマンゼットに変身するのが怖くなるものだと思っていましたが、倒す事だけが出来なくなるのは完全に予想外でした。
ゼットがメンタルケアを出来ればいいですが、ウルトラ戦士が悩むことの無さそうな問題なので難しそうですよね。
ヨウコの決意
ハルキから悩みを聞いたヨウコは、自分の考えを話し始めます。
怪獣達の居場所がないからこそ命を奪う責任を背負いたいというヨウコの考えは、ウルトラマンゼットだけに負担を負わせたくないというヨウコなりの優しさだと思います。
そして、ウルトラマンゼットに頼らなくても平和を守れるようになりたいという思いがあるからこそ、キングジョーを乗りこなせているのかもしれません。
叫ぶ命
グルジオライデンと再戦したゼットとキングジョーは、グルジオライデンを追い詰めます。
しかしグルジオライデンの涙を見たハルキの精神が不安定になり、ウルトラフュージョンが解除されてしまいました。
そんなウルトラマンゼットのピンチを、ヨウコの乗るキングジョーが助け、ペタニウム粒子砲でグルジオライデンを撃破しました。
ヨウコの言葉で迷いが振り切れたと思いましたが、気持ちを昂らせて考えないようにしてただけのようですね。
ただ、グルジオライデンが涙のようなものを見せなければ倒せた可能性があるので、一概に悪いやり方だった訳では無さそうです。
そしてキングジョーストレイジカスタムですが、オーバーヒートした先週とは違い大活躍でしたね。
特にタンクモードは一斉射が出来る形態ということで、ロボットモードより使い勝手が良さそうな気がします。
必殺技のペタニウム粒子砲も怪獣を一撃で殺せる技ですから、2発限りとはいえかなり強力です。
ハルキのトラウマは克服できると思っていただけに、今回の話は予想外でした。
そのかわりと言ってはなんですが、キングジョーストレイジカスタムの販促回としてはかなりいいお話だったと思います。
次回はカネゴンがウルトラメダルを食べてしまうらしいですが、何故ストレイジにカネゴンがいるのでしょうね?