ゼンカイザーVSツーカイザー
ステイシーからの提案により、介人と決闘をすることにしたゾックス。
その理由がSDトピアのトジルギアを渡してもらう為だと理解した介人は、決闘を受け入れます。
決闘ということで真面目な戦闘を期待していたのですが、ゼンカイジャーがただの決闘で済ませるわけがありませんでしたね。
ただ、ツーカイザーオーレンフォームとバトルフィーバーギアを使用したゼンカイザーがダンスバトルを行うのは流石に予想外でした。
最終的にはツーカイザーがキュウレンジャーギアで巨大化してゼンカイザーを撃ち抜くという衝撃的な結末でしたが、ジュラン達の演技で死んだわけではないと分かるのは良かったですね。
あそこを本気な声で言っていたらツーカイザーが嫌われる可能性もあったわけですから。
さらばバトルシーザーロボ
ステイシーの提案が罠だと予測していたツーカイザーは、ゼンカイザーと協力してステイシーザーを追い詰めます。
ステイシーザーもジャッカー電撃隊やクダイターを使って反撃しますがいずれも決定だとはならず、巨大ロボ「バトルシーザーロボ」でツーカイオーと戦うことにします。
以前からステイシーザーはツーカイザーの噛ませ扱いを受けていて可哀想だなと思っていましたが、今回は今までの中でも一番可哀想だと思ってしまいました。
召喚したジャッカー電撃隊はビッグワンの力を宿したツーカイザーに操られ、忠誠心のあったクダイターはキカイノイド組に倒されとここまでは悪役なら仕方ない感じがしますが、それに加えて今回はバトルシーザーロボまで破壊されましたからね。
しかも今回破壊されたバトルシーザーロボ、主な活躍がダイカタツムリワルドに武器を破壊されたゼンカイオージュラガオーンを痛めつけた事と、味方のはずのダイリサイクルワルドを倒した事だけで、ゼンカイオーを単独で追い詰めたことがないんですよね。
なのに3度目の出撃である今回で爆破させられてしまうというまさにいい所なしの敵ロボになってしまいました。
必殺技もクロコダイオーに食べられてしまいましたし、もう可哀想としか言えません。
今回の事がきっかけでイジルデが新しいロボを作るならいいのですが、そうじゃなかったら何のために生まれたロボなのか分からなくなりますね。
今回の戦隊ギア
今回はライブマンギア・バトルフィーバーギア・キュウレンジャーギア・マスクマンギア・ジャッカー電撃隊ギアと５つも使われましたね。
まずライブマンギアですが、今回はレッドファルコンの武器ファルコンセイバーが召喚されました。
私の中でレッドファルコンというと「ガオレンジャーVSスーパー戦隊」のイメージが強く、剣技に優れた戦士という感じがしましたが、今回の描写を見るとそのイメージは合っている様ですね。
シンケンフォームとの戦いもじっくり見てみたかったですが、ツーカイザーがオーレンフォームにすぐ変わった事で剣技はあまり見ることができませんでした、残念です。
バトルフィーバーギアはオーレンフォームの対抗馬として使われましたが、ダンスの力（？）しか使われませんでしたね。
バラエティ番組でもダンスを踊る事が取り上げられるくらいには印象的な力だとは思いますが、個人的にはがっかりした場面です。
以前のキュウレンジャーギアと違って変身後に使用したわけですから、せめて戦闘に役立つ能力を使わせて欲しかったです。
それとも、戦闘中も踊りまくってたからあの能力だったのでしょうか？
バトルフィーバーを視聴した人がいたら教えて欲しい所です。
キュウレンジャーギアはツーカイザーが使ったことにより、コグマスカイブルーのオオグマキュータマの力が発動しました。
コグマスカイブルーは番外戦士扱いだと思っていたのですが、今回能力が発動した以上追加戦士扱いでいいみたいですね。
オオグマキュータマの能力は一時的に巨大化するというものですが、小柄なコグマスカイブルーが使った時と違い恐怖感が凄まじく、カブトライジャーの技である超忍法・幻カブトを思い出してしまいました。
マスクマンギアはマスクマンのOPで長官がやっていた空中浮遊でしたね。
あれもオーラパワーらしいのでマスクマンの力ということでいいとして、爆発から空中浮遊で回避するというのは斜め上の発想ですよね。
忍者戦隊はステイシーにバレる可能性があるので避けるのは仕方ないですが、回避手段は他にもあるのでオーラパワーで空中浮遊なんて普通なら思い浮かばない気がします。
多分ですが、セッちゃんが調べた中で印象深かったのがオーラパワーだったんでしょうね。
そしてジャッカー電撃隊ギアですが、ビッグワンの行動隊長権限がギア使用能力（？）でした。
ビッグワンが行動隊長なのは知っていましたが、まさかそれで偽物のジャッカー電撃隊を操れるとは思いもしませんでしたね。
それ以外にも、ギアを使った時に貫禄のある行動を取ったり、セッちゃんが説明した後ビッグワンの写真が動いたりと特別感が満載でしたが、俳優効果だったりするのでしょうか？
今回でツーカイザーとのいざこざも１段落した様で、次回からまたとんでも回が始まりそうですね。
といっても、過去にタイムスリップというのは特撮では王道の話な感じがしますから、予想より落ち着いた話になるのかもしれませんが……。
