不完全な世界
前話で世界が終わり、以前とは似ても似つかぬ世界に変わってしまいました。
ゴジュウジャーの面々は遠野吠以外は正反対の性格になり、吠自身もゴジュウジャーとしての記憶を失いコンビニのアルバイトをしています。
一見するとテガジューンが望んだ世界に作り替えられたかに思えましたが、どうやらブライタンも予想外の事態に陥ってしまったようです。
なぜそうなったかと言うと、テガソード曰く指輪を集めていない状態で儀式を始めたから。
テガジューンも儀式の準備をした際に、季節によるバフを込みでなんとかなると思っていたようだったので、色々と準備不足な面が多いですよね。
前話を見た際に、儀式の準備が不完全なのにやけに乗り気だなと思っていたのですが、テガジューンが人工AIという点を考えると確実性よりも確率をとった故の行動なのかなと思いました。
ただ、テガナグールが戻ってくればなんとかなるという旨の発言もしていたので、そもそも本人からすれば失敗ではないのかもしれませんが…
救世主による世直しの始まり
戦いの記憶を失った遠野吠の前に現れたのはローブを纏った謎の男、熊手真白でした。
真白のおかげで記憶を取り戻した吠は、熊手真白が初代ゴジュウウルフであり、かつての指輪争奪戦のWinnerであることをテガソードから明かされます。
そんな真白は、世界を勝手に書き換えられたことが不満なようで、自分の力で世直しを始めようとします。
PVや1話で描写されていたユニバース大戦のテガソードに熊手真白が乗っていたのは予想外でしたね。
しかも変身していたのが吠と同じゴジュウウルフという…。
テガソードに関する本や戦隊考古学が出てきて世界観に関して疑問な部分がありましたが、一度ゴジュウジャーに救われた世界と考えると、伝説を目撃した人たちが残していたものと考えることができますね。
気になるのは、世界を救った後は何をしていたのか。
そして、再び指輪の戦士となり神となってまでしたいことは何なのか。
どちらもそのうち語られるのかなとは思いますが、個人的に気になってしまいます。