劇場版アギトに向けてアギト本編を見返した話

仮面ライダーアギトって私にとってドンピシャ世代のライダーなので、劇場版の新情報が出るたびに観に行きたい欲が高まっていました。

そんな中思ったのが、「当時の記憶だけで見返して楽しめるんだろうか?」という話なんですよね。

そこそこの記憶はあったのですが曖昧なところも多々あったので、改めて見返したいなと思ってTTFCで本編、TVSP、Project G4を見返しました。

アギト本編感想

改めて見返して思ったんですけど、結構話が難しいですよね。

主人公が3人いるため視点の切り替えが多いのは覚えていたのですが、それに加えて事件及び捜査パート・沢木哲也視点が入り込んでくるので、視聴済みのはずなのに見返さないと理解できないところがそこそこありました。

特に沢木哲也なんですが、神様の関係者かと思えば超能力者たちを覚醒させたり、翔一くんのお姉さんにも関わってたりと、思ったよりも物語の根幹に関わる人物なので、理解するのにそこそこ苦労しました。

ここからは各ライダーの印象を語っていきます。

主要キャラ感想

仮面ライダーアギト/津上翔一

翔一くんって基本的に悩みのないキャラって印象があったのですが、アギトの力に振り回された時や水のエルが現れた時など、意外と人間らしい面が多いんですよね。

また、氷川さんや北條さんとのコント(?)など人と関わるときの、ある意味で空気を読めていない感も個人的には好きです。

その一方で、アギトに変身した時は達観しているというか、アギトの力によってなのかは分かりませんが、非人間らしさがあるような気がします。

氷川さんがGX-05のパスワードを忘れた時あたりはいつものノリに見えますけど、逆にいうと変身後にそういうことをしたのってあの時だけなんですよね。

そこのギャップとかも津上翔一の良さなのかもしれません。

仮面ライダーG3/氷川誠

氷川さんに関しては、リアタイで見た時と同じで正直で真面目で正義感溢れる警察官って感じでした。

逆に、真面目すぎて北條さんの嫌味が通じていないくらいでした。

その代わり翔一くんの前だと尽く振り回されているのですが、警察官ではない素の顔だと思うと逆に微笑ましくなってしまいます。

そして彼の装着するG3及びG3-Xですが、カッコ良すぎるだろ……。

個人的に一番好きなライダーというのもあるのですが、装着→バイクに乗る→射出→出動っていう流れが唯一無二ですごく好きなんですよね。

それと、G3-Xになった際に最初からGM-01・GK-06・ガードアクセラーの3つを携行するようになるんですけど、そのおかげでG3-Xの重厚感が増してるんですよね。

また、戦績についても結構言われたるするのですが、改めて見たら1vs2の戦闘が結構多かったり、ギルスやアナザーアギトからの強襲があったりと負けが多くても仕方ないのかなと感じる時があります。

また氷川さんってどんなに不利な場面でも逃げることなく、唯一撤退したギルス戦もアギトが目眩しした瞬間に消えた形だったので、本人の意思ではなさそうなんですよね。

そう考えると、北條さんの「私からしたらあなたもアギトだ」という台詞は、本心が見えない形でしたけど心からの言葉ではあるのかなと思います。

葦原涼/仮面ライダーギルス

葦原さんは悉く可哀想だなという感想しかありませんでした。

元から可哀想な場面しか記憶になかったのですが、信頼してた恩師に裏切られ親父のメモに名前が書いてある人物は出会う前や出会ってすぐに殺され、そして心を通わせた相手はさそり座だったために殺されるという……。

加えて変身する度に体が老化し、一度は自分を助けてくれた超能力者に殺され、同じ境遇だと思ってた木野さんには殺されかけるという、前世でどんな罪を重ねたのかと思うくらいには不幸すぎました。

それでも本人が悲観的になっていないのは、ある意味では周りの環境のおかげなので、逞しいような悲しいような不思議な感覚になってしまいます。

変身後のギルスも、ボコボコにされて弱体化したり映画で腕をちぎられたりと不遇なことが多いですが、一人で戦うときの戦績はそれなりに高いので、正直見ていて安心感がありました。

特に後半は水のエルなど強敵としか戦っていないのですが、アギト因子を貰ったおかげで弱体化も発生しなくなり、結構善戦していたように思えました。

木野薫/アナザーアギト

物語の後半から登場した4人目の戦士で、翔一くんが力を授かった事件でもあるあかつき号事件の被害者の1人です。

闇医者として患者の命を助け、アギトとしてアンノウンを倒し、あかつき号事件の被害者たちのリーダーとしてみんなをまとめたりと一見いい人なのですが、その一方でオペを任されていたはずの医者は貶し、アンノウンと戦う仲間であるはずのアギトやギルスへは攻撃を仕掛けるなど、正義感が暴走し自己中心的なキャラです。

もちろんそうなったきっかけはあるのですが、それを踏まえても暴走した正義という言葉が似合うキャラだと思います。

エクシードギルスに負けた後も完全な味方とはなりませんでしたが、神様に力を奪われた際は葦原さんや翔一くんに逃げるように伝えたり、翔一くんがアンノウンの針を受けた際は自分が負傷しているにも関わらず助けようとしたりと、最終的には憎めないキャラになっていました。


久々にアギトを見返して、アギト熱が再燃してしまいました。

当時も面白いと思ってはいたのですが、大人になった今改めて見返すとあかつき号事件の全容が1年で少しずつ明らかになったり、警視庁内部でのGユニットの扱いや北條透の有能さなど、大人になって初めて気がつく魅力もたくさんありました。

そしてG3-X、当時から大好きなライダーでしたが今見てもカッコよくて、改めて好きなライダーだなって再確認しました。

これで超能力戦争を見る準備が完了したわけですが、後1ヶ月も待たないといけないと考えるともどかしくなってしまいますね。

ところでG3-Xのフィギュアがすごく欲しくなったのですが、どうすればいいんでしょうか…?