先日ウルトラマンガイアを見終わったので、その感想を書いていこうと思います。
ただ、感想記事を書こうとしたのが終盤になっててからだったので、1話ずつの感想ではなく、「全体的な感想」と「印象深い話の感想に分けて語ろうと思います。
全体的な感想
1.戦闘シーンがとても熱い
語彙力のない感想ですが、とにかく戦闘シーンが熱いです。
個人的にはXIGのマシンの活躍が特に印象深く、ファイターチームはもちろんの事、第45話「命すむ星」のチーム・ハーキュリーズや第30話「悪魔の繭」のチーム・シーガル、そして第21話「洋光の海」のチーム・オーシャンとどのチームも印象深い活躍シーンがありました。(オーシャンはその回だけの出番でしたが…)
またガイアやアグルの戦闘も熱いものが多く、ドラマパートより戦闘シーンが好きな私にはうれしい作品でした。
2.話の展開が世界レベル
ウルトラシリーズというと主に日本近海の防衛が任務で、あまり外国にはいかないイメージですが、ウルトラマンガイアのXIGは地球防衛連合G.U.A.R.Dのエキスパートチームの為海外が舞台になることもありました。
そのため、日本特撮によくある「どうして日本だけ狙われるんだ」と感じることが少なく、地球全体に危機が迫っているというのがよく伝わってきます。
多分これは、ウルトラマンガイアにかけた予算が凄かったから出来た事だと思いますが、世界観の広さを映像で見せることが出来たのは凄いことだと思います。
3.登場人物が豊富
これも予算が豊潤だったからだと思いいますが、登場人物もかなり多かったように感じました。
特に1話限りのゲストだと思っていたキャストの再登場が印象的で、その中でも藤宮が助けた少女辺りはかなり驚きました。
またエキストラもかなり出ていて臨場感が凄いことになっていました。
ただでさえお金のかかる特撮作品でここまで人を動員するTVシリーズってこの作品くらいじゃないですかね。
印象深い話の感想
1.第25話「明日なき対決」・第26話「決着の日」
ウルトラマンガイアで有名な話の1つで私もFE3やまとめ動画で何回か見た記憶がありましたが、そこまでの流れを見ると感慨深いものがありますね。
特に我夢と藤宮のすれ違いが根源的破滅招来体がクリシスに細工して起こして発生した出来事だと分かった時は衝撃を受けました。
この出来事が起きなければガイアとアグルはV2にヴァージョンアップ出来なかったのである意味助かったのかもしれませんが、2人からしたらたまったものではないですよね。
そして中ボスとも呼べるゾーリム戦ですが、頭だけであの大きさ・強さなのが驚きでした。
出てくる途中でガイアSVに倒されたため全体像は見れませんでしたが、あまりのスケールの違いに「これが中ボスとかこの先どうなるんだろう」と思ってしまいました。
個人的にはFE3で疑問だったガイアとアグルの回転アタックがストーリー再現だったことを知って安心しました。
2.第31話「呪いの目」
この回はガンQの正体が明かされる回でしたね。
私はガンQも根源的破滅招来体が送った怪獣だと思っていたので、人間が作った(?)怪獣だとは思いませんでした。
しかも子孫まで取り込んでさらに強くなろうとするのですから呆れたのものです。
ただ完全体の強さは厄介なもので、特にオールレンジ攻撃辺りは怪獣が使っていい技じゃないなと感じました。
ガンQはニュージェネシリーズでも出てきてますが、彼らの設定はどうなってるんでしょうね。
3.第44話「宇宙怪獣総進撃」
この回で登場するのは超コッヴと超パズズですが、強化された原因の1つが地球人だとは思いませんでした。
ただでさえ根源的破滅招来体の被害者だった彼らが地球人のエゴでさらに強化されてしまう、ここまで悲しい事は無いですよね。
最終的にこそ倒してしまいましたが、我夢も助けたいと思っていた怪獣達でしたので感情移入してしまいました。
ここら辺から地球怪獣の扱いにも変化が起き始めたので、かなり重要な回だったと感じました。
ウルトラマンガイアは劇場版とゲームの知識しかありませんでしたが、ここまで防衛軍に力を入れている作品だとは思いませんでした。
戦闘機9機も操演する作品なんてそうそうないですから、それだけでも力の入りようが分かります。
子供の頃に見てたら1番好きなウルトラマンになってたかもしれません。