機界戦隊ゼンカイジャー 4話感想

狙われた掃除係

キノコ世界と氷世界のトジルギアが解放されたことを知ってしまった掃除係のブルーンは、上司であるイジルデから狙われることになりました。

世界が解放されたのが予想外なこととはいえ、報告してきた部下を口止めのためにスクラップにするっていうのはブラック企業すぎますね。

ブルーンの場合はやらかしやすい雰囲気があるので、ブラック体質と決めつけるには早そうな気もしますけど…

そしてトジテンド王朝から街中まで逃げ続けるブルーン、ただの掃除係にしては能力が高すぎる気がします。

だって今回のブルーンって一般人が敵アジトから逃げてきた様なものですよ?

掃除係といっても全ての通路を知ってはいないはずですし、挟撃なんかも1回はありそうです。

そんな状況を乗り越える力があるのに掃除係を押し付けられてたのは何か違和感を感じます。

ブルンブルンの好奇心

ブルーンの逃亡を手助けしたゼンカイジャーでしたが、ブルーンのブルンブルンな好奇心に振り回されてしまいます。

融合した世界を初めて見たのですから仕方ないのかもしれませんが、追われている事を忘れて知ることに専念できるというのは一種の才能なのかもしれませんね。

個人的な意見なんですが、ブルーンが介人達の質問に中々答えなかったのって好奇心が爆発した他にゼンカイジャーが戦隊ギアを使っていたのも理由な気がします。

ブルーン視点ではイジルデ様が作ったトジルギアと同型のギアを使う敵組織に攫われた様なものですから、実は話をそらすためにあえて好奇心が爆発した様に見せたのかもしれませんね。(そんな様子は全くないですが)

そんな話を聞かないブルーンでしたが、トジルギアからキノコトピアとコオリトピアが解放された理由がゼンカイジャーにあると知ってブルーンが知った情報を介人達に話始めます。

世界を融合したのがトジテンド王朝であることやトジルギアが平行世界を封印して作られたものであることが初めて介人達に伝わりましたね。

元々トジテンド王朝が悪いやつだと知ってはいたのですが、ここで世界を脅かす悪者と介人達が認識したのは大きいですよね。

轟々パワー ゼンカイブルーン

介人達と触れ合いゼンカイジャーとして戦う決意をしたブルーンは、轟々戦隊ボウケンジャーの力を秘めた戦隊ギア「ゼンカイブルーン」の力で変身します。

ただの掃除係が戦えるのかなと思いましたが、幹部であるイジルデから逃げ続けただけあって結構戦えていましたね。

彼を掃除係として酷使したトジテンド王朝って、キカイノイドを見る目がないのかもしれません。

ゼンカイブルーンは巨大化の際も機界モードでは4人中唯一の乗り物タイプであるブルーンダンプに変形し、全界合体ではマジーヌと2人で2体目のゼンカイオーとして大活躍しました。

序盤から同サイズのロボが2体いるというのは強力な感じがしますが、その分相手側も複数体で現れたので人数的優位とはいきませんでしたね。

それでもゼンカイコンビネーションのおかげで臨機応変な戦い方ができていましたし、2×2の合体というのも意外とありですね。

何気にゼンカイザーが乗っていなくても戦えることもわかりましたが、その場合って必殺技は使えるんでしょうか?


ゼンカイジャーの5人が揃ったのでここからが本番だという感じですが、次回は普通にコメディ回をやるみたいですね。

もう少しキャラの掘り下げをして欲しいところですが、よくよく考えたら今回までの4話で大まかなキャラ説明をし終えたので必要ないってことなのかもしれませんね。

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