【ゼンカイジャー】22話「ウシシなモ〜れつ闘牛会」感想

今回現れたのは人々を闘牛のような興奮状態にさせるトウギュウワルド。

しかもただ興奮状態にするだけではなく、色を指定して狙う相手を変えることが出来るという優れもの。

後半ではジュラン・マジーヌ・ブルーンも闘牛状態にされて大ピンチでしたが、ゼンカイジュウギアがやってきた事とガオーンが闘牛状態の人々を引きつけたことで、トウギュウワルドを倒すことができました。

人々を暴走状態に出来るのも面倒ですが、それ以上に狙う相手をトウギュウワルドが決めれるのが厄介ですよね。

一般人に襲われる+色指定可能というのは、ゼンカイジャーだけでなくスーパー戦隊シリーズ全体に効果抜群な効果だと思います。

ところで、闘牛状態にされた人々の中には赤いユニフォームと白いユニフォームを着た人もいましたが、彼らと同じ色を指定した時に狙われませんでしたね。

味方の色は認識しない仕組みにでもなっているんでしょうか?

今回ゼンカイザーがゼンカイジュウギアを前半に呼んだ時、なぜかゼンカイジュウギアは来ませんでしたね。

ガオーン曰く怒ったせいで家出したかもしれないという事でしたが、回想でのゼンカイジュウギアは怒ったというよりは無邪気な子供という感じが強かったので、家出という可能性に違和感まで覚えてしまいました。

呼んでも来なかった本当の理由も、ゴミ回収のネットに絡まっているという何とも間抜けなものでしたから、何ともいえません。

しかしそのおかげで、ガオーンのキカイノイドへの当たりも少しは柔らかくなったので、とりあえずは良しとしましょう。

ゼンカイジュウギアがゴミ回収ネットに絡まって居た理由が気になりますが、ゴミを食べようとしたわけではないですよね?

トウギュウワルドは倒されてダイトウギュウワルドへとなったことで能力も大きく代わり、焼肉屋の網や換気口を辺りに召喚していました。

この排気口が意外と厄介で、ゼンカイジュウオーのマックスブラスターを全て吸い込むという優れもの。

最終的にはドリル形態である「ゼンカイジュウドリル」に変形し、ダイトウギュウワルドを貫いて倒すことができました。

必殺技で倒さないというのも珍しいですが、その場合突進中のスーパーゼンカイザーとスーパーツーカイザーが換気口に吸い込まれる可能性もあるので、いい判断だったのでないでしょうか。

ダイトウギュウワルドに焼肉要素しかなかったのは気になりますが、本人が「日本の闘牛は黒毛和牛なのだ」と闘牛要素だと力説してたのでまあいいでしょう。


今回はガオーンの心境変化回でしたね。

ゼンカイジャーとしてジュランたちと接するうちにキカイノイドへの思いも変わっていくというのはすごく自然な描写で良かったです。

仮に人間世界とキカイトピアが元に戻っても、今のガオーンなら何とかやっていけそうな気がしますね。

次回はステイシーとの決戦回みたいですが、サトシ君状態も好きなのでまだ退場はしないで欲しいですね。