【仮面ライダーセイバー】46話「さよなら、私の英雄。」感想

全知全能の書に狂わされた者

この世界の全てが書かれていると言われ続けていた全知全能の書。

私は「この世界で起こる大きな出来事がまとめられた本」だと思い続けていましたが、ストリウスが書いた詩が全て書かれていたということから、この世界にある全てのものも書かれていることがわかりました。

小説というのは後年になればなるほど似通った作品が生まれる可能性が上がりますが、ストリウスが詩人だった頃はそんな事も少なかったはず。。

それなのに、全知全能の書に記載されていたというのは、オリジナルの作品だと思っていたストリウスのとって屈辱でしかありません。

そう考えると、ストリウスが世界を滅亡させたい理由も、全知全能の書に逆らいたいが故の行動なのかもしれませんね。

四賢神と8人の剣士

四賢神と剣士たちの戦いも、バスターとスラッシュ・デュランダルとサーベラがそれぞれ撃破したことで残るは1人となりました。

バスターとスラッシュは羽交い締めからの必殺技、デュランダルとサーベラは生身での捨身特攻と熱い場面の連続で、思わず熱くなってしまいました。

お兄様がトドメに関わらなかったことが少し不満ですが、各ライダーの見せ場としては十分すぎるものだったのではないでしょうか。

私は最終決戦が始まった時、四賢神と戦うライダーの組み合わせに疑問を覚えたんですよね。

連携が取れそうなバスターとスラッシュ、エスパーダと剣斬が別々になるのがどうしても納得いかなかったんです。

ですが、スラッシュと剣斬が早々に1人倒して他のグループに合流した時、「こういう意図で組み合わせを考えたのか」と思わず納得しました。

活躍の少なかったスラッシュと剣斬を活躍させる上でも、今回の組み合わせは見事なものでしたね。


次回でいよいよ最終回の仮面ライダーセイバー。

物語の結末がどうなるのか、来週が楽しみで仕方がないです。