今回は円谷イマジネーションで配信中の「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」エピソード2の感想記事です。
今回のエピソード、ウルギャラシリーズの中でも賛否が分かれるのではないかなと思います。
野生の本能と仲間との思い出
野生の本能を取り戻すため、テクターギアを装備してセブン・レオ・ジョーニアスと戦うゼロ。
そんなゼロに彼らは、一切の感情とテクニックを捨て戦わなければならないと説きます。
野生の本能による戦い、ゼロはマスターすることができるのでしょうか?
ゼロってパワーで戦うよりも、テクニック重視の技を使うことが多いんですよね。
そこをタルタロス戦のために端正しているのだと思いますが、ウルティメイトシャイニングを野生の本能だけでコントロールできるのかが気になります。
また色んな出会いを重ねてきたゼロが感情を無くすことができるのかというのも疑念点ですよね。
怪獣墓場とデビルスプリンター
ゼアス・ナイス・グリージョは、ボーイが見せたいという石を探しに、怪獣墓場へと向かいます。
本来なら立ち入るのも危険な怪獣墓場、そこにあった石はまさかのデビルスプリンターなのでした。
ツッコミどころしかない!!
ボーイが怪獣墓場で散歩すること、そもそも怪獣墓場に立ち入れること、綺麗な石というのがデビルスプリンターだったこと、全てに突っ込みたいです。
まず1つ目の怪獣墓場についてですが、怪獣墓場はウルトラ銀河伝説でベリアルが暴れた場所じゃないですか。
そこに普通に立ち入れることも謎ですし、何よりその事件を知ってるはずのボーイが散歩に向かっているのが信じられませんでした。
そして2つ目、ボーイが言っていた石がデビルスプリンターだった訳ですがデビルスプリンターの情報をなんでボーイが知らないのかと。
ゼアスとナイスは光の国出身ではないですが、ボーイはれっきとした光の国のウルトラマンじゃないですか。
それなのにデビルスプリンターの情報を知らなかったのが不思議で仕方がありません。
怪獣墓場にデビルスプリンターが存在するのは別に良いのですが、それを見つけるまでの過程に納得ができませんでした。
グリージョダークネス誕生
デビルスプリンターを奪いにきたギナスペクター。
グリージョはギナからデビルスプリンターを守ろうとしますが、タルタロスとバット星人が現れたことでピンチに陥ります。
しかしゼアスとナイス、そしてボーイがレイバトスに妨害されて助けに向かうことができません。
さらにはウルトラダークキラーの能力を再現したバット星人によって、グリージョダークネスまで誕生してしまうのでした。
兄のために戦うギナに同情しつつも犠牲を良しとする考えを否定するグリージョ、彼女らしい考え方ですごく良いと思いました。
そしてそんな彼女からダークネスを生み出そうとするタルタロスとバット星人、他のウルトラ戦士のダークネスの方が良さそうだとは思いましたが、何か別の考えがありそうですね。
そんな一方、ゼアスとナイスはレイバトス相手にお互いを盾にしていましたね。
正直ね、ゼアスとナイスのキャラ付けがライブステージ風なのは納得してましたよ。
そっちの方が印象深い人もいるでしょうし、本編も完全なシリアスというわけではなかったですからね。
ですが、この2人は間違っても味方を盾にするような性格ではないんですよ。
2人は仮にも地球を守った戦士たちですよ、戦いというものを十分に知っているんです。
それなのに今回は一般ウルトラマンのような動きをした訳ですよ、ゼアス好きとしてはちょっとあり得ないです。
好きなウルトラマンを馬鹿にされているとしか思えませんでした。
エピソード1の時は、「今はこんな感じだけどそのうちカッコ良い場面が出る」と思って見ていましたが、どうやらその考えも改めなければならないようです。
グリージョ1人でグリージョダークネスとタルタロスは相手できないので、流石に次回は活躍することを期待したいです。
ゼアスとナイスの使い方を見て、今作を最後まで楽しめるか不安になってきました。
流石にこれ以上はないとは思いますが、警戒しながらエピソード3を待ちたいと思います。