試練の始まり
キングオブアーサーワンダーライドブックを手に入れた飛羽真でしたが、本来の力を使いこなせていないのではないかと考え、悩み始めます。
強大な力を手に入れるからなのか、それとも題名のないライドブックが関係しているのかは分かりませんが、突然悩みだしたことで回りも困惑していましたね。
実戦ではまだ使っていない力なのに使いこなせていないと悩むのは流石に早すぎるような気もしますが、変身できない期間があったことも関係しているんでしょうか。
ライドブックを渡されたときに試練の始まりと言われてましたが、飛羽真の場合は試練以前の問題っぽいですよね。
消えなかった2つのワンダーワールドに向かった一行は、メデューサメギド・カリバー・レジエルに襲われます。
その結果尾上さんは石にされ、飛羽真も精神面をボロボロにされてしまいます。
いつもの飛羽真ならメデューサメギドの秘密に気づきそうですが、メンタルが弱っていてそれどころではありませんでしたね。
周りが悩みを聞こうとしていたのも気づきませんでしたし、思っていたよりも深刻だったのかもしれません。
ただ、ソラくんと芽依に励まされたことでいつもの調子に戻り、心配してくれた仲間たちに気づけただけ良かったのかもしれません。
心配する仲間たちの描写に蓮がいませんでしたが、飛羽真からは心配されていないと思ってたってことなんですかね。
実際あまり心配してる様には見えませんでしたし、本当に心配してなかったのかもしれませんが。
普段の調子に戻った飛羽真は、小説家として仲間たちとの物語を書き始めます。
その物語は、残ったメデューサメギド2体を1つのワンダーワールドで倒すための作戦でもありました。
ワンダーライドブックの能力を把握したりメギドの特性を理解するというのは単なる読書好きでも成り立つ能力でしたが、ここにきて物語形式の作戦という小説家らしい能力が出てきましたね。
飛羽真は洞察力が高い方ですから、そういう意味では飛羽真らしい作戦の立て方でもあると思います。
欠点としては、「物語を組み立てながらは戦えないため初戦では使えない」「デザストなど乱入してくる者は予測できないこと」などがありそうですが、その内描写されそうですね。
そして、仲間を信頼して作戦を組みたてることに成功した飛羽真はキングオブアーサーの力を使いこなすことに成功、2体のメデューサメギドを圧倒しました。
前回出てこなかった巨大な剣が出てきたという事は、キングオブアーサーライドブックが覚醒したという事なんでしょうね。
巨大な剣はロボにも変形するようですし、作品内でも貴重な装備になりそうですね。
ところで、巨大ロボの剣としてセイバーが使われていましたが、何故かあの姿に既視感を感じますね。
キングオブアーサーの力、ようやくコントロールできましたね。
出てきて2話目のはずなんですが、飛羽真の悩み方が1日2日では済まないくらい深刻だったのですでに5話くらい経っている感じで見てしまいました。
私的には好きなキャラである尾上さんが退場せずに済んでよかったです。