【ゼンカイジャー】12話「ノロノロマイマイ、カタい貝?」感想

界族兄妹の絆

カタツムリワルドの能力によってスローな世界に閉じ込められたジュランとマジーヌ、そしてゾックス。

介人達の助けを待つというジュラン達と、妹達の助けを待たずに行動しようとするゾックスとで行動が別れていました。

結果的には双方の行動がそれぞれプラスに働き逆転のきっかけになりましたが、双方の考え方の違いは気になりますね。

 

ゾックスが「逆境を何とかできないとあいつらの長を努めれない」と言ってましたが、あれって彼らが兄妹だからこその信念なのかなと思います。

ジュランとマジーヌは親戚と一緒に戦っているわけですが、兄弟と親戚では信頼感に差がありますからそこが不信感に繋がっていたのではないでしょうか。

今回妹達のことも信頼していたと知って、少しは距離感が縮まっていたらいいですね。

カタツムリの殻ってそんなに固い?

今回現れたカタツムリワルドは、周りの世界をスローペースにするという能力を持っていました。

ニチアサ的には仮面ライダードライブの重加速(どんより)と同じ感じがしますが、対抗策を持たないゼンカイジャーからしたらかなりの強敵ですよね。

最終的にターボレンジャーギアによる高速化で難を逃れますが、セッちゃんのセリフからするにあれはターボレンジャーが使った能力ではないみたいです。

どうしてこの能力が発動したのかは不明ですが、とりあえず何とかなってよかったですね。

今回のカタツムリワルド、本人からの情報によると正確には「オオカタツムリワルド」だそうですが、殻の硬さが違うんですかね?

バトルシーザーロボ&ツーカイオーカッタナー

ツーカイザーが現れてから表に出てこなかったステイシーザーでしたが、巨大ロボ「バトルシーザーロボ」に乗ってゼンカイオージュラガオーンの前に現れました。

一方のツーカイザーも新たなロボ「ツーカイオーカッタナー」で強敵カタツムリワルドを撃破し初白星を挙げます。

 

折角のお披露目会なのにまたしてもツーカイザーに話題を掻っ攫われたバトルシーザーロボですが、個人的に名前に違和感を覚えました。

バトルフィーバーロボのオマージュということでバトルシーザーロボなんでしょうが、バトルフィーバーのロボが「バトルフィーバーロボ」ならステイシーザーのロボは「ステイシーザーロボ」になるのが自然ではないでしょうか?

そんなバトルシーザーロボですが、カタツムリワルド相手に満身創痍なゼンカイオージュラガオーン相手に致命傷を与えなかったせいで、そんなに強敵という感じがありませんでした。

次回でジュラン達が怪我を負っていたら若干は出るかもしれませんが、それでもカタツムリワルドありきの戦果なので何ともいえない感じがします。

そのうち必殺技を発動する時が来るでしょうから、その時がバトルシーザーロボの強敵感が出る時なのかもしれません。

 

一方のツーカイオーカッタナーはクロコダイオーとカッタナーが合体するロボで、リッキーは刀となって左手に装備されるみたいです。

左腕が直接刀になっていることもあって使いにくそうな感じがしましたが、戦闘シーンを見る感じはそうでもなさそうですね。

必殺技は烈火大斬刀をイメージさせる「カッタナー刀烈火大斬」でしたが、巨大ロボが烈火大斬刀を振るうカットはインパクトが大きかったです。

次回はリッキーの番ですが、どういう感じのロボになるのか気になりますね。

 


 

久々に登場したはずのステイシーザーがまたしても不憫な目に遭っていましたね。

いつかツーカイザーに逆襲して欲しいところですが、そんな日は来るのかどうか…。

次回は早くも再生怪人の襲来みたいですが、トジルギアが壊れてる状態でどうやって復活するのか気になるところですね。

「解放された世界を再びトジルギアに閉じ込めた」とかでなければいいのですが。

 

追記:ツーカイオーカッタナーへ変形する時のカッタナーの「な〜んてね」、めっちゃ可愛くないですか?