【仮面ライダーセイバー】44話「開く、最後のページ。」感想

ルナの葛藤

飛羽真に会いたいという思いと飛羽真を仲間達と別れさせたくないという願い、2つを天秤に掛けて葛藤するルナ。

そんな中、幼い頃に遊んだ広場に出向いていた飛羽真と賢人に不本意ながらも出会ってしまいます。

当初は逃げようとしていたルナですが、2人と話しているうちに悩みを振り切り、日が暮れるまで昔の様に話をするのでした。

飛羽真とルナ、そして賢人の3人がついに出会ってしまいました。

出会うだけなら大したことのない感じもしますが、今の時間軸で3人が出会うのは多分初めてですから、なんだか感慨深い気がします。

ルナが逃げようとした時も、ただ追いかけるのではなく1つの物語を演じることでルナの興味を引くという飛羽真たちらしい発想で引き止めていましたね。

2人と再開したルナはスーパーヒーロー戦記と同じ大人の姿へ変化しますが、ルナの心境の変化が見た目に影響したということなんでしょうか。

全ての剣技の始祖

ストリウスの手によって強化された4賢人は、ノーザンベースの剣士を圧倒しました。

彼らが変身している姿はロード・オブ・ワイズというらしく、スーパーヒーロー戦記の序盤で出てきた衛生兵とは違うようです。

彼らは戦闘スタイルも異なるようで、それぞれ二刀流・ツインレイピア・大鎌使い・戦斧と大剣を扱う様です。

彼らは全ての剣技を扱えるらしく、各剣士の技を利用して技を出すという高度なテクニックを披露するばかりではなく、クロスセイバーが呼び出した10本の聖剣も返していました。

強敵として出てきた4賢人ですが、ここで出すのなら中盤にも1度出て欲しかったという感じはします。

時々セリフで出てきたとはいえ描写も無しに実は強敵でしたと現れても困る訳ですから、飛羽真とノーザンベースを別れさせるきっかけなどで出てきても良かったのではないかと思いました。

剣士達の思いと願い

剣のメンテナンスを行う大秦寺、家族とのひと時を堪能する尾上、鍛錬に励む神代兄弟、そして芽衣と話をする倫太郎。

ルナと出会った飛羽真や賢人と同じように、彼らも最後の戦いの前の平穏を楽しんでいました。

私はセイバーが終盤に差し掛かっているという感覚がなかったのですが、後半のひとときの平穏とラストの剣士が揃って歩く場面で「もう少しで終わってしまうのか……」と今更ながら感じてしまいますね。


ついに仮面ライダーセイバーも終盤に差し掛かってしまいましたね。

物語の結末も気になるところですが、私はそれ以上にストリウスと4賢人を相手にどう立ち回るのか気になって仕方がないです。