全知全能の書に記されたもの
今回ストリウスとルナの会話で全知全能の書に記された内容が明らかになりました。
それは、この世界の創造物や物語、そして始まりから終わりまでの全ての出来事。
ストリウスは全知全能の書の一部を読みとり、その結果世界が終わる時を知ってしまったという訳ですね。
だからこそ自らの手で世界を終わらせ、同時に世界を救おうと無意味に足掻く飛羽真達を絶望させたいのかもしれません。
ただ、ストリウスのとルナの会話の内容で気になったことが1つだけあります。
それはルナの正体が「全知全能の書の一部」だということ、つまり全知全能の書の全ては知らない可能性があるということです。
ストリウスが全知全能の書をどこまで読んでいたのかは忘れましたが、彼らが知る全知全能の書の内容が途中までの内容だと仮定すれば、最後が世界の滅亡で終わっていてもおかしくはないんですよね。
そして飛羽真が作る物語はルナの知らない物語であるということを加味すると、彼らは全知全能の書の全てを知らない可能性、または全知全能の書は全ての出来事を書き記しているわけではない可能性が生まれてきます。
全ては全知全能の書の通りだったというのが王道ではありますが、個人的には上の可能性にも期待したいところです。
10剣士、世界を賭けて。
ソフィアがカリバーへと変身したことで、10人の剣士が揃いました。
一時は仲間割れも起こしたノーザンベース組と、マスターロゴスの暴走に巻き込まれた神代兄妹、そして変身者のいなくなったカリバー、集まる事はないと思っていた全員が揃い踏みするのは感慨深いものがありますね。
しかも幻影として上條大地と富加宮隼人が、それぞれ火炎剣烈火と闇黒剣月闇を持って参戦するという想定外の描写までありました。
肝心の戦闘の方ですが、「セイバー&エスパーダ」「ブレイズ&バスター」「剣斬&スラッシュ」「バスター&最光」「デュランダル&サーベラ」と、2人１組で４賢神及びシミーの大群に挑んだためストリウスの元へ向かうものが当初いませんでした。
しかし剣斬とスラッシュの息のあった連携と、デザストの技であるカラミティストライクが決まったことで剣斬がフリーになりセイバー・エスパーダ組へと合流、飛羽真をストリウスの元へ向かわせます。
賢神戦の剣斬の、こぶた３兄弟→カラミティストライクという流れも見事でしたが、身体を張って囮となり、剣斬が投げた風双剣翠風のトリガーを銃弾で押すという神技を見せた大秦寺のアシストも見事な者でした。
この2人って離れていた期間が長かったはずなんですけど、見事に連携が取れていましたよね。
特にこぶた３兄弟をリードするあたりは少しでも息が合っていないと出来ない技だと思います。
大秦寺さんは音銃剣錫音と共に眠ってしまいましたが、意味深に無銘剣虚無が置かれてましたし、亡くなったわけではないと思いたいですね。
ついに最終章ということで戦闘シーンがてんこ盛りでしたね。
全知全能の書についてもいろいろ明らかになりましたし、記された物語からどのように変わっていくのか楽しみで仕方がないです。
次回も４賢神との戦いが続きますが、1人で賢神に挑む尾上さんが気になります。
