【ミリアニ】アイドルマスターミリオンライブ 4話感想

暴走する伝言ゲーム

原っぱでライブをするというアイデアを思いついた未来は、各アイドルとプロデューサにメールで提案します。

乗り気なメンバーがいる一方で、逆に不安に思うメンバーもいたりと各々反応も異なりましたが、プロデューサーから考えてみるという答えが出るとやってみようという動きに変わりました。

問題は、プロデューサーから案内を出すはずだった詳細を茜が拡散した結果、奈緒→海美と伝わるたびにお祭りという事になっていき、それを小耳に挟んだ茜自身も自覚があったのに止めないという自体になったことです。

肝心のPや大人組も会場セッティングが出来るか検討している最中でしたが、流石にこういう自体になるとは予想出来ないですよね。

ただ、逆に言えばみんな原っぱライブ(というかお祭り)をしたいとは多少なりとも思っているということでもあり、未来の予想は当たっていたということになるんですよね。

言いたいことを言える意志

話が暴走していることを知ったプロデューサーは、37人のアイドルを集めて(一部はビデオ通話)話し合いを行います。

そこで初めて原っぱライブをやりたくないメンバーがいたこと、765ASのバックダンサー組が出れないことを知った未来は、自分が言い出したことでメンバー同士が言い合っている姿を見て曇ってしまいます。

個人的にここの未来と桃子って対比されていると思うんですよね。

周りと意見が違ってもやりたくないと意志を伝える桃子と、周りの意見を意識して自分の考え(意志)を伝えられない未来。

桃子の過去を詳しく知らないのですが、子役の娘って親のしつけが厳しくて、やることとかも指定されるイメージがあるんですよね。

逆に1話の未来ちゃんの家庭って基本自由で、部活を掛け持ちして何か1つに熱心になっていなくても許してもらえてるんですよね。

なのでもしかしたら、この2人が対の立ち位置になるのかなも?と勘繰ってしまいました。

やってみて伝わること

ギクシャクするミリオンスターズ、その中でも未来と桃子は特に落ち込んでいまいました。

そんな中、それぞれに救いの手が差し伸べられます。

桃子サイドは真壁瑞希、そして育・ひなた・環の3人。

瑞希は失敗した手品で笑ってくれた桃子にやってみれば伝わることもあるのだと教えてくれました。

また、育・ひなた・環もステージに早く立ってみたいという願望を桃子に伝えます。

万全な状態で舞台に立ちたいという桃子の思いも分かりますが、レッスンしかしてこれない子達にはその万全な状態って理解できないんですよね。

これって子役経験のある桃子には理解できない概念だとは思いますが、年少組の意見ということもあってすんなりと受け入れてくれましたね。

何気に紹介した4人以外にも琴葉にまつり姫に、奈緒に美奈子とかなりのメンバーが心配してましたね。

そして未来の方にはプロデューサーが来てくれました。

勝手に話が広がっていたことは驚いていたものの、未来の原っぱライブに否定的ではなかったからこそ、否定意見が出てメンタルが崩れかけた未来の元へ来ているのが良かったですね。

そして未来から語られる原っぱライブをやりたい理由は、翼の計らいで館内放送ですべてのメンバーのもとに届きました。

正直今回の翼のやり方はあんまり好きではないのですが、ミリオンスターズが1つになるキッカケになったのでいいのかなといったところです。

多分尺に余裕があれば未来本人の口からメンバーに伝えてた内容だとは思うので。

未来の気持ちを知って、そしてプロデューサーの考えを知って、気持ちが1つになったミリオンスターズの初めてのイベント「原っぱライブ」。

成功しても失敗しても彼女たちの糧となることは決まったのが先行上映を見てない勢からしたら安心感があります。


今回はミリアニ3話の感想でした。

予告の段階でロコの落下や動揺する未来ちゃんが写っていたので心配でしたが、ロコやプロデューサーが怪我をするわけでもなく、むしろメンバーが団結する話にまとまっていたのですごく安心しました。

次回は原っぱライブに向けてということで、今回の話を見た感じだと安心できそうですが、765プロの名前を使う「知名度のないアイドル」のライブだと思うので、何かしらのトラブルはあるのかなと思っています。

ところで、手作りのステージ+サブタイトルがあれってことは、あの曲をやるってことでいいですよね???