【ミリアニ】アイドルマスターミリオンライブ 2話 感想

努力家と天才の差

765プロのオーディションを受けることに決めた未来と静香は、公園で一緒に練習を始めます。

2週間という短い期間+ダンス経験がない事もあって苦戦する未来でしたが、最終的にはある程度は踊れるようになりました。

一見努力した成果のようにも見えますが、2週間である程度マスターできたのにはある程度才能もあったのかなと思いました。

翼が動画を1回見てマスターしたときも、静香が「これが合格する人…」と驚いていましたが、未来は「すっごーい」で済んでいました。

ここに関しては、前回の「I CAN DO IT NOW」と「WE CAN DO IT NOW」の違いと同じく、アイドルとしてライバルになると思って見ている静香と、アイドルになる仲間だと思って見ていた未来の差なのかなと思ってみていました。

ただここも複数の部活を掛け持ちして、それぞれスポーツが上手い人達を見てきた未来だからこそ、才能の違いというものをあまり意識がいかなかったのかもしれません。

まあこのときは、静香が父親の言う言葉に悩まされていたのに対して、未来は悩むべきことがなかったという事も大きそうですが…。

合格者達の葛藤

今回は未来と静かだけではなく、既にオーディションに合格した面々も出てきました。

まずは「劇場版アイドルマスター 輝きの向こう側へ」でアイドル候補生として出てきた奈緒・志保・百合子・杏奈・可奈・星梨花・美奈子の7人。

彼女らはひと足先にレッスンやお仕事を始めており、まだデビューこそしてないものの下積み活動は続けているようです。(杏奈は下積みというレベルを超えてそうですが…)

一方で焦りもあるらしく、本格的な活動が始まらないことに疑問も感じてしました。

先輩たちが13人なのに対して、35人集まっても活動が始まらないのは当人たちは不思議に思いますよね。

今回のオーディションで最後ということは伝わっていたので、完全に宙ぶらりんということはなさそうですが。

何気に劇場版で色々あった可奈と志保が仲良くなってるのが、メッセージでのやり取りで表現されていて嬉しかったです。

また最後のオーディションのお手伝いとして、桃子・琴葉・海美・このみさんも登場しました。

僅かな登場シーンながら、それぞれのキャラの個性が立っていました。

桃子に少しだけスポットが当たっている感じだったので、桃子関連の話はそのうち出てきそうですね。

100万の星の輝き ミリオンスターズ

未来と静香、そして翼の3人によるダンスオーディション、課題曲はOP曲の「Rat a tat」でした。

既存曲の何かしらで来るのかなと思っていたので少し予想外でしたが(1話のラストは繋がってるように見せただけだと思ってた)、声優さんが素人っぽく歌ってるのを演技だと分かりやすくなっていて、選曲がしっくりと来ました。

そして歌い分けのミス→躓きかけるのコンボ&父からの言葉を思い出し、動揺して声の震えが大きくなる最上静香、思わず手を合わせて祈りながら見てしまいました。

しかし、未来と翼のアドリブにより最後まで歌い切ることが出来ました。

アイコンタクトで連携する未来と翼、とても出会って少ししか経ってないとは思えないくらい息がぴったりでした。

そして背中を押されたことでダンスは止まってしまうものの、歌に集中して本来の自分を取り戻す静香がとても美しく輝いて見えました。

私はアニマス特有の曇らせ展開が苦手で、曇らせ部分だけは見返さないことも多いのですが、今回の静香の部分は自然と何度も見返していました。

「曇り部分が一部分だけだった」「解決に動ける人(未来と翼)がすぐ近くにいた」というのが苦手意識がない理由だと思っていましたが、もう一つ「失敗してもそこまで大事にはならない場所(ライブ中など)」というのも理由だったりするのかもしれません。

そして春日未来・最上静香・伊吹翼の3人のダンスを見たことで将来のビジョンが見えたオーディション合格組とプロデューサー。

チーフがキョロキョロした後プロデューサーの方を見たり、その後の社長との会話を見る限りだと全員は見えていないようでしたが、もしかしたらあれこそが社長の口癖である「ティンと来た」なのかもしれません。

「ティンとくる=未来のビジョンが見える」と考えると、チーフや社長が見えていないのも納得できるような気がします。

特にチーフの場合は765ASのスカウトにも関わっていないので、プロデューサーが今回体験したことを理解できていない可能性があるんですよね。

実際にスカウトの経験がある高木社長はプロデューサーが経験したことが理解までは行かずとも予測は出来たみたいですし、765ASの春香たちも3人のパフォーマンスに何かしらを感じとったみたいなので、尚の事チーフだけ何が起こったか理解できていないように見えました。

見ている私達も実際には詳しくは理解できていないので、実は今回の私達の視点ってプロデューサーではなくチーフ側なのかもしれませんね。


今回はミリアニ2話の感想でした。

予告を見た段階で何かしらのトラブルは起こると思っていましたが、1話である程度立ち直れたのは個人的に良かった部分です。

3話から本格的な活動を開始するみたいで、オーディションを合格した37人が全員登場しそうな感じですね。